データベースを公開いたしました。

去る4月1日に「語り継ぐもの」中越地震データベースHPを公開いたしました。
http://kataritsugumono.jp/


まずは、ご報告が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
一昨年の6月からの約2年間を振り返りますと、試行錯誤を繰り返した上での、長い道のりではありましたが、「被災者の経験を風化させず、さらに次世代への糧としていきたい」という、私どもの思いを多くの方々にご理解いただき、ご協力いただいたことで、公開を迎えることができたものと思います。
ご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。


また、データベースは公開いたしましたが、これで完成ではありません。


これからも情報を順次蓄積し、さらには他の震災都市との連携も図るなど、より多くの皆さまにご利用いただけるようなデータベースへと成長させていきたいと考えております。


今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

入力作業進行中です!

10月にデータベースのシステムが完成し、
現在、事務局ではコツコツと入力作業を進めているところです。

応募原稿と写真、取材原稿の入力作業はほぼ終わり、
30冊以上ある体験談集に収載されている各体験談へのテーマ付けを行っているのですが、このテーマ付けが難しく、毎日頭を悩ませながら作業をしています。


年内は本日、28日が仕事納めです。
英気を養い、また年明け4日から頑張っていきたいと思います。

皆さまもどうぞよいお年をお迎えください!

システム構築の打ち合わせを行いました。

システムの製作をお願いする会社が決まり、キーワードの設定、体験談や写真、既刊の体験談集の掲載法、さらにはホームページのデザインなど、データベースの具体的な内容についての打ち合わせが始まりました。


13日には、担当のSEの方にお越しいただき、データベースの入力画面のデモ版なども見せていただきながら、活発な意見交換が行われました。
思いのほか、体験談集のPDFデータが重かったり、キーワード設定が多すぎたり…と、これから見直していかなければならない部分も多々ありますが、確実に公開に向かって進んでいるな、と感じます。


梅雨が明け、いよいよ夏本番となりました。
夏バテしないよう、気をつけながら、公開に向けてまい進して行きたいと思います。
皆さまもお体にはお気をつけください!

取材活動をスタートしました!

衣替えの時期になり、だんだんと夏の陽気が感じられる季節になりましたが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


当実行委員会では、先月下旬に第2回の編集会議を終え、今月からはいよいよ体験談の取材活動をスタートいたしました。
この取材活動は、体験談を応募していただいた方に追加取材を行うものと、こちらで「お話を伺ってみたい」と思った方に直接アポイントを取り取材を行うものの二通りあります。


取材対象者としてアポイントをとっているのは、震災当時に新聞社の取材を受けられていた方や、地域の体験談集をまとめられた方などです。
当時のお話だけでなく、その後の復興の様子などについても伺うことで、市民の皆さまにとって、より今後の指針となるような情報をお伝えできるのではないかと思います。


また、体験談の応募締切が近づくにつれ、市民の皆さまからの「まだ間に合いますか?」という問い合わせが増えてきたこともあり、当初の予定を2ヶ月延長し、応募締切を7月末までとすることにいたしました。


今後、取材活動等も当ブログでご紹介していきたいと思います!

体験談募集のご案内を市内全戸へ配布いたしました

去る4月1日発行の長岡市の広報誌『市政だより』に「中越地震体験談・写真募集」の案内チラシを挟み込み、市内全戸へ配布いたしました。
これ迄も市内図書館や各支所・コミュニティセンター等で募集要綱を配布しておりましたが、各家庭に直接お届けすることで、今迄この事業を知らなかった皆さまにも広く知っていただくことができました。
おかげさまで、その後、郵送やメールでのご応募も増えつつあります。


また、3月11日発生の「東日本大震災」を受け、当実行委員会においても情報を共有することの大切さ等、防災への思いを改めて感じております。
各地で甚大な被害があり、大勢の方がお亡くなりになりました。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。
被災地の皆さまにおかれましては、長い避難所生活が続くなか、余震もたびたび発生しており、不安な日々を過ごされていることと存じます。心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。


今後、このような被害を少しでも軽減させられるよう、必要な情報を誰もが得られるようなデータベースを完成させることが、当実行委員会の目的です。
募集締切まであと1カ月半程となりました。
データベースの公開に向けてよりいっそうの努力を重ねてまいりたいと思います。

ラジオで紹介されました!

1月10日、11日の2日間、地元のラジオ局「FMながおか」の「ながおか・人の輪・地域の輪」(8時半〜、19時〜の2回放送)にて当事業が取材され、放送されました。
収録は実行委員会の事務局を設置する、西地域図書館の休憩室にて行われました。
ナビゲーターの方と事務局長・荒井によるトークの中で、本事業の主旨や体験談の応募方法などが説明され、市民の皆さまに本事業を知っていただく、とても良い機会になったのではないかと思います。


また今月からは事務局に新しいメンバーも加わり、一緒に事業を推進していくことになりました。
とても頼りになる、素晴らしいスタッフです!
長岡は雪の降り続く寒い毎日ですが、熱い思いを胸に毎日頑張っていきたいと思います。

第1回編集会議を開催いたしました。

体験談募集のポスター、チラシ、募集要綱等の印刷が終了し、今月よりいよいよ公募を開始いたしました。
また、12月24日“クリスマス・イブ”に事務局スタッフ5名、集まった体験談の追加取材をお願いする外部スタッフ2名の計7名で、新潟市内の会議室にて第1回目の編集会議を開催いたしました。
会議では取材の進め方など、今後の具体的な作業について話し合い、これから進行していく上で大変有意義な時間となりました。

本事業は、体験談から震災情報を検索するデータベースを構築するという、これまでにない試みです。そのため実際に作業を始めてみないと分からない部分も多々ありますが、試行錯誤を重ねながら、また年明けからも頑張っていきたいと思います。
皆さまもどうぞよいお年をお迎えください!