募集に向けての準備進行中です!

今夏の猛暑が嘘のように去り、
涼しく過ごしやすい季節になりました。

現在、当実行委員会では募集に向けての最終段階の作業を行っています。

22日に事務局にて行った関係者会議では進行状況を報告しました。
状況としては、体験談募集要綱を掲載したチラシやポスターの具体的な配布先の検討を行うほか、データとして集積する既発行の震災関連資料をリストアップし、収集作業を進めているところです。

また、今後の作業についても話し合いました。
来月からはいよいよ体験談の公募を開始する予定です!

「募集要綱作成中です」

暑い毎日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
また、記録的な集中豪雨の被害を受けた地域の皆様には、お見舞い申し上げます。

現在、当実行委員会では体験談募集のための募集要綱、ポスターなどの作成準備を行っております。
事業の核となる体験談の募集にあたっては、後にデータベースを作成する上でも、より内容の濃い体験談を収集する上でも、震災に関する“キーワード”の選定が重要になってきます。
この“キーワード”とは、情報を検索する上での“件名”にあたるものです。
仮設住宅」「食糧支援」など、震災に関するキーワードに沿って体験談を書いていただき、分類することで、利用者が必要な情報を容易に検索できるデータベースとなるのです。

ピックアップしたキーワードは300以上にものぼりました。
これから会議などの場で、キーワードを整理し、募集要綱を完成させていく予定です。

皆さま、こんにちは。「語りつぐもの・中越地震データベース構築事業」実行委員会です。

このたびは図書館振興財団の図書館運営助成事業として採択していただき、ありがとうございました。関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。

当実行委員会は長岡市立地域図書館(互尊文庫・西地域図書館・南地域図書館・北地域図書館・中之島地域図書館・寺泊地域図書館・栃尾地域図書館)の指定管理者である(株)図書館流通センター(TRC)、長岡書店協同組合ほか、個人・法人の会員の皆さまで構成されています。

新潟県中越地方は2004年、震度7を記録した「中越地震」に見舞われました。
あれから早5年が過ぎました。その間に復興は確実に進み、悲惨な爪あとを残した震災も次第に風化されています。


しかし、「果たして、このまま辛い記憶を忘れてしまってよいのだろうか?」
当実行委員会の事業は、震災が風化されていくことに懸念を抱いたことから始まっています。
時の経過とともに、震災を知らない世代も増えていきます。それらの世代が震災を知ることは「今をより大切に生きること」につながり、また、震災を経験していない地域に住む人々も多くのことを学ぶことができるでしょう。

その思いから、「語りつぐもの・中越地震データベース構築事業」を立ち上げることとしました。

当実行委員会の考えるデータベースとは、集積した被災者の体験談といくつもの情報を関連付けることで、さまざまな立場の視点で、震災に関する情報を自由に検索することのできるものです。
その第一段階として、中越地震を経験した長岡市および近隣市町村の皆さまの体験談を公募していきます。

今後、事業の進捗状況を随時ブログで発信してまいります。
コメントなどいただけましたら幸いです。